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第6話  ついてこれない人間は根性なし

当時の私は、人付き合いや人脈作りは、技術に自信のない人がやるものという思いがあり、下請けに徹し、納期を守り、段取り良く、綺麗な仕事をすれば、仕事が仕事を呼んでくるの考えに疑いもなく自社の作った看板に酔いしれるという毎日でした。

 

ですが私自身が師匠に怒鳴られて育ったので、虐待は連鎖されると言われるように、もたもたしている人を見ると怒鳴らずにいれず、何人もの有能なスタッフが続かず辞めていきました。


この場を借りてお詫びいたします。

私の器量のなさを当たり散らしてすみませんでした。


ですが当時は、これが立派な職人になるための一番の近道と強い思いがあり、ついてこれない人間は根性なしと、間違った自分の考えを改めることなどできませんでした。

 

そんな中、私の厳しさに耐え、能力を発揮したスタッフが現れ、急激に売り上げが伸びだし、自分一人の力に限界があるのを見せつけられました。


彼は、宇薄(うすずき)君(48才)です。


彼は、元ゼネコンの監督で、CADで図面が書けました。


当時、看板屋が自社でCAD図面が書けるのが珍しく、彼のおかげで弊社は看板屋の領域を少しだけ超え、県内外の同業者からも高く評価されるようになりました。


CADだけでなく、人当たりも良く器用で高所作業も得意なので、おそらく他社からの引き抜きの話は何度もあってるはずですが、律儀な男ですので未だに側に居てくれます。


宇薄君、ありがとうございます、感謝しています。

 

 

ネオン管を縛る宇薄(うすずき)君

 

 

弊社の代表作で、パークプレイスのクリスマスイルミネーションの架台です。

この仕事も、宇薄君なしでは請けることができませんでした。

 

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