Chapter 5
第5話
独立後は、やるか死ぬか
独立後は、責任感が増したのか務めていた時に輪をかけ仕事に没頭する日々を過ごしました。
そんな中、妻と出会い27才で結婚しました。
当時妻は、私が仕事をいただいている会社で事務職をしていました。
私の一目惚れから始まり、8月に付き合いだし、11月には結納、翌年4月に結婚式と、スピード婚でしたが、それなりに楽しく暮らしていました。
妻はどう思っていたかはわかりませんが…
当時は、社員もいなく、日中は忙しい看板屋様からの応援依頼を受け、当然忙しいから呼ばれるのであって、5時、6時で帰してくれるはずもなく、9時、10時まで働き、その後工場に戻って自分で請け負った仕事を製作する毎日でした。
その請負の仕事をくれていたのが、中学の後輩で、独立前に久々に出会った酒井君です。
彼が仕事を取ってきてくれて私と2人でこなす、2人1組みたいな関係が出来上がりました。
未だに付き合いが続いていますし、彼に何か困ったことがあったら、全力でフォローしますと自信を持って言える大切な一人です。
それ位働けば、利益も出そうなものですが、少し儲けては工具を買い、少しずつですが設備も揃えていったのもあり資金繰りは大変でした。
妻からは母子家庭みたいと言われ、夫婦仲は次第に悪くなっていきました。
なぜそこまで仕事を詰め込むのかを今考えると、私が独立した同時期に数名の若者が独立しましたので、私が勝手に意識し、勝手に比べ、とにかく負けたくないの気持ちが私の体を動かしたのだと思います。
そんな私ですが、仕事以外は負けず嫌いではなく、あまり自分を主張しない控えめな性格ですが、こと仕事に関しては異常なまでの競争心が出てきます。
これも本で読んで知ったのですが、気の小さい人に起こる症状みたいです。
実力も伴っていないままの独立でしたので、自分の実力以上の仕事が来て不安で不安でしょうがない時、自分に言い聞かせていた言葉があります。
それは、やるか死ぬかです。
それくらい自分を追い込まないと、できない理由を考え逃げ出したくなるからです。
当時の私には、何のために仕事をしてるのか?
など考えたこともなく、ましてや経営理念など意味のあるものと思えませんでした。
当時借りていた工場、屋根が低いのと狭いので大きなものは駐車場で製作してました。
そんな中、妻と出会い27才で結婚しました。
当時妻は、私が仕事をいただいている会社で事務職をしていました。
私の一目惚れから始まり、8月に付き合いだし、11月には結納、翌年4月に結婚式と、スピード婚でしたが、それなりに楽しく暮らしていました。
妻はどう思っていたかはわかりませんが…
当時は、社員もいなく、日中は忙しい看板屋様からの応援依頼を受け、当然忙しいから呼ばれるのであって、5時、6時で帰してくれるはずもなく、9時、10時まで働き、その後工場に戻って自分で請け負った仕事を製作する毎日でした。
その請負の仕事をくれていたのが、中学の後輩で、独立前に久々に出会った酒井君です。
彼が仕事を取ってきてくれて私と2人でこなす、2人1組みたいな関係が出来上がりました。
未だに付き合いが続いていますし、彼に何か困ったことがあったら、全力でフォローしますと自信を持って言える大切な一人です。
それ位働けば、利益も出そうなものですが、少し儲けては工具を買い、少しずつですが設備も揃えていったのもあり資金繰りは大変でした。
妻からは母子家庭みたいと言われ、夫婦仲は次第に悪くなっていきました。
なぜそこまで仕事を詰め込むのかを今考えると、私が独立した同時期に数名の若者が独立しましたので、私が勝手に意識し、勝手に比べ、とにかく負けたくないの気持ちが私の体を動かしたのだと思います。
そんな私ですが、仕事以外は負けず嫌いではなく、あまり自分を主張しない控えめな性格ですが、こと仕事に関しては異常なまでの競争心が出てきます。
これも本で読んで知ったのですが、気の小さい人に起こる症状みたいです。
実力も伴っていないままの独立でしたので、自分の実力以上の仕事が来て不安で不安でしょうがない時、自分に言い聞かせていた言葉があります。
それは、やるか死ぬかです。
それくらい自分を追い込まないと、できない理由を考え逃げ出したくなるからです。
当時の私には、何のために仕事をしてるのか?
など考えたこともなく、ましてや経営理念など意味のあるものと思えませんでした。
